- スタンダードで塾講師を始めたきっかけは何ですか？
- 高校生のときに地元で生徒としてお世話になっていました。私が上京するのと同時に、東京の第一号校舎ができると聞いて、そのとき通ってた塾長にやってみないか？と声をかけられたのがきっかけです。紹介でしたし、よく知ってるところだったので安心して始められました。
- 生徒として通ってたとき、先生はどんな感じでしたか？
- スタンダードは決まった講師が担当するわけではなく、日によって違ったりします。だから私は、一番信頼していた先生のスケジュールに合わせて通っていました。その先生ならどんな質問にも答えてくれたし、勉強面に限らず個人的なことも相談に乗ってもらいました。いろんな先生に当たってみて、自分のお気に入りの先生を見つけるというのもありだと思います。
- 久保田さん自身はどんな生徒でしたか？
- すっごく質問魔でした。（笑）家とか学校で解いてきた問題で、分からなかったところをまとめて塾に持っていって一個ずつ解説してもらっていました。効率的なやり方ではありますが、今思えば、先生はすごかったな、大変だっただろうなと思います。（笑）
- 週に何日くらい入っていますか？
- だいたい週2日です。
今は新年度が始まったばかりで授業に集中したいので、週1日ですが、これから授業に慣れてきたらどんどん増やしていくつもりです。
- 塾講師の仕事のいいところは何ですか？
また、やりがいを感じる瞬間はありますか？ - 塾講師をしていた方が生活にメリハリがあるし大学と家の往復だけじゃ寂しいので、塾長や生徒たち、他の講師たちと話すことで人間関係の幅が広がるし、大学以外で社会と関わりが持てるところがいいです。
自分の説明で、生徒が「あー！」とか「なるほど！」と言ってくれるときに一番やりがいを感じますね。小・中・高全部見てますが、中学生の数学と英語を教えることが一番多いです。自分の得意科目や適性に応じて担当の生徒が決まるので安心です。生徒が前回できてなかったところが、次出来ていると嬉しいですね。
- 実際に塾講師になってから気付いたことはありましたか？
- 自分が生徒のときは、何気なく質問をバンバンぶつけていましたが、いきなり質問されても答えられる状況を作っておかないといけないのは大変だということを知りました。先生たちは臨機応変に対応できるように予習していたんだなという裏での努力に気付かされました。
- 正直、生徒からの質問に答えられないときはありませんか？
- ありますね。特に高校生の数学になるとすぐに解けないものばかりです。そういう時は、生徒に「今から一緒に解いてみよう！」と提案をして競争心を持たせるようにしています。こういうやり方もあると言うのを教えてあげます。自分でも理解していないと教えられないので、決して急がずにしっかりと自分が理解したうえで対応することが大事です。
- 塾講師の仕事を通して、成長したと感じることはありますか？
- 年齢の差はあまりないけど、大学生と小学生では話す内容が違うから、相手の話を聞きだす力がついた気がします。高校生は結構年が近いこともあって、フレンドリーに話しかけてくれますし、自分が以前教えていた子が、働く側としてに入ってきたこともあります！ちょっと変な感じですけど、前とは違った関係で面白いです。
- 将来の夢を教えて下さい。
- テレビがずっと好きだったのでドラマとか作れたらいいなと思ってマスコミ関係の仕事につきたいと思ってましたが、最近は英語の勉強を進めていることもあって、航空管制官などの航空関係にも興味があります。
- 最後に、塾講師を目指している人にメッセージをお願いします！
- 塾講師は、自分が高校までしてきた努力をすぐに生かせる仕事。私も始めるまでは人に教える経験はなかったので、経験がないからと言ってやってみないのはもったいないです！やっていくうちにどんどん自分のやり方を見つけられたり、生徒とお話ができるのも楽しいです。初めての子には、勉強の話だけではなくて全然関係ない話をしてリラックスさせることも大事です。
