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愛知県の高校入試の制度と合格に向けておすすめの塾をご紹介

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希望の高校に合格するため早いうちからの準備が必要ですが、そのためにはまず入試制度について理解しておく必要があります。愛知県の高校入試制度は多様でそれぞれ科目や制度も異なるので、早い段階からチェックしておきましょう。今回は気になる入試制度や人気の高校についてご紹介します。(2019年1月現在)

そもそも愛知県の県立(公立)高校の教育方針とは?

愛知県では毎年、教育指導方針を改めています。平成30年度は、知・徳・体の調和のとれた人間形成を目指して、県立(公立)高校では、国際化、情報化など時代の進展に即し、生徒の個性や能力に適した教育、進路目標の実現のために特色ある学校づくりに努めています。参照)https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kyoiku-somu/0000014332.html

愛知県の高校入試制度について

愛知県内の高校受験の仕組み

愛知県の全日制高校の高校入試は、一般選抜と推薦選抜の2種類に分かれます。
この2種類の選抜は選考方法が異なり、また県立(公立)高校、私立高校によっても大きく違うのでそれぞれの入試制度について解説していきます。

県立(公立)高校の一般選抜

愛知県の県立(公立)高校の一般選抜は複合選抜制という入試制度によって行われます。
それぞれの高校が受験時期によってAグループ、Bグループに振りわけられているので、志望校を2校選ぶ際にはA,Bグループで各1校を選ぶ仕組みになっています。
さらに愛知県では、自分が住んでいる居住区(尾張、三河学区のどちらか)の中にある高校から受験校を選ぶ必要があります。しかし、この学区の境界に住んでいる場合には例外として、学区外の高校でも一部受験することができます。
尾張地区に住んでいる場合には少し複雑で、尾張地区の中でもさらに1群と2群に分かれます。第一志望の学校がある郡と同じ群から第二志望の学校を選ぶことができます。一般選抜では学力検査(国語、社会、数学、理科、英語)と面接、調査書の評価によって合否が決まります。 ※調査書は、中学3年生の9教科5段階評定によって行います。(合計45点)ただし一般入試の場合は評定の点数を2倍にして計算します。推薦選抜の場合には、第2学年の9教科5段階評定も用いられます。
※公立高校の一般試験で総合学科または専門学科を受験する場合、居住区に関係なくA、Bグループの中から1校ずつ選ぶことができます。

私立高校の一般選抜

私立高校の一般選抜では三日間の試験日程が設定されていて、1日1校受験が可能なので合計3校まで受験可能になっています。試験科目は高校によって異なり、5教科(英語、数学、理科、社会、国語)と3教科(英語、数学、国語)のどちらかになります。

県立(公立)高校の推薦選抜

県立(公立)高校の推薦選抜は愛知県全ての高校で行われており面接、調査書(通知表)、そして学科によっては学力検査(専門学科の一部)で合否が決まります。中学の学校長の推薦が必要になります。

私立高校の推薦選抜

私立高校の推薦選抜では面接、調査書(通知表)、3教科または5教科の学力テスト、学科(校)によって作文で合否が決まります。県立(公立)高校同様、中学の学校長の推薦が必要になります。 ※スポーツ科学科、美術科、デザイン科、国際教養科などの一部の科では特別検査(実技検査)が行われることもあります。

愛知県の県立(公立)高校数、私立高校数

愛知県の全日制の高校は教育委員会事務局のページを見てみると以下のような学校数となっています。

■県立(公立)高等学校:165校(内、県立高等学校:150)
■国立高等学校: 2校
■私立高等学校:56校参照)https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kyoiku-kikaku/0000000044.html

愛知県の高校教育に関する新しいニュース

海外にルーツを持ち母国語がフィリピン語やポルトガル語などで日本語学習が必要な子供が全国で一番多いのが愛知県です。
これまで昼間に働く生徒が通っていた定時制高校は、現在、外国人の学びの場という役割が大きくなっています。愛知県では、外国人生徒が増える一方で、指導者側の教員数が足りなくなっており、定時制高校を卒業した外国人生徒が「生徒教育支援員」として母校で指導することも多いといいます。

東南アジアでの研修プロジェクトを実施

そのような背景のある愛知県では、広い視野を持ったグローバル人材の育成を目指し、平成27年度から専門高校生海外インターンシッププロジェクトを実施しています。 東南アジアの国で、現地学生との交流やインターンシップを行う8泊10日の研修に派遣しています。平成30年度は、 愛知総合工科、豊田工業、豊橋工業、安城農林、一宮商業、豊橋商業、岩津、豊橋南から各1名の計8名で実施されました。参照)https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kotogakko/kaigai.html

平成30年度全国学力・学習状況調査から見る愛知県の教育レベル

平成30年度の小学校6年生および中学校3年生を対象に行われた全国学力調査において、愛知県は、小学校では全ての教科で全国平均をわずかに下回る結果となりました。しかし、中学校では全教科で全国平均と同程度以上の結果となっています。
参照)https://www.pref.aichi.jp/soshiki/gimukyoiku/0000088512.html

高校教育支援としての奨学金支援制度

愛知県では、全ての生徒が安心して教育を受けられるよう、授業料以外の経済的な負担を減らすために、返済不要な給付金を支給しています。生徒・両親ともに条件に当てはまる場合は愛知県の給付金を受給できますので、学校に申請書類を提出してください。
参照)https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kotogakko/0000082858.html

愛知県で人気(話題)の県立(公立)・私立高校の紹介

愛知県で人気(話題)の県立(公立)・私立高校の紹介 愛知県で人気(話題)の県立(公立)・私立高校の紹介
県立(公立)高校 名古屋市立西陵高等学校

名古屋市西区にある市立高校で全ての学生が総合学科に在籍しています。科の中には6つの系列が設置されており、幅広い領域から関心のある分野を学ぶことができます。卒業生の半数以上は進学しますが、就職率もよいのが特徴です。ラグビー部、バレー部などの部活動も盛んで全国レベルで活躍している部もあります。

一宮高等学校

愛知県一宮市にある公立高校です。夜間の定時制もありファッション創造科が有名です。卒業生には国公立大学に進学する生徒が多いのが特徴で、高校進学後に国公立大学を考えている人にはおすすめの高校です。これまで多くのプロ野球選手を輩出するなど、スポーツにも力を入れています。

愛知教育大学附属高等学校

国立大、愛知教育大学の愛知県刈谷市にある付属高校で、普通科のみ、一学年200人程度の規模の高校です。付属高校なだけあって、毎年愛知教育大学への進学数は20名前後おり、全体的に見ても、進路状況が県内の私立四大へ毎年400人を超える実績を持つので、非常におすすめの高校です。教職を目指す学生にとっては、高校時代から愛知教育大学との連携教育システムで、さまざまな教育活動を行えるので、メリットが非常に大きい高校でしょう。

中村高等学校

愛知県立の高校で、一学年320人程度の規模の高校です。普通科で一年目は全員スタート(来年度から国際理解コースが新設)しますが、二年生から文理に別けて進路ごとに対応した教育、場合によっては少人数講座を取り入れて質の高い授業を行うことで人気があります。大学への合格実績も、国公立・私立を県内外関係なく、幅広いのが特徴です。

私立高校 名城大学附属高校

愛知県名古屋市にある私立の共学校です。愛知県内の高校の中でも受験者数トップクラスで人気の高い高校の一つです。普通科に加えて、総合科もあり幅広いクラス、コースに分かれています。理数教育に力を入れており、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されています。卒業後は名城大学に進む生徒もいれば、有名国公立、私大に進む生徒もいます。スポーツにも力を入れており、体操競技部や陸上競技部が大会等で活躍しています。

名古屋経済大学高蔵高等学校

名古屋経済大学に付属する中高一貫の私立校です。一学年は約500人とやや規模が大きく、普通科(男女)で421名、商業科(女子)は80名の枠で入試(2019年度)を行っており、教育内容は在籍するコースによって大きく方針が異なります。卒業生の有名人で、フィギュアスケート選手の鈴木明子がいるようにスポーツも盛んで、フィギュアスケートやバトン部、ハンドボール部などもインターハイや県大会への出場を決めるほどの実力を持っています。

名古屋大谷高等学校

創立190年を迎える名古屋市にある私立高校です。真宗大谷派名古屋別院の境内に学校を設置したところから始まるため、教育方針の中に宗教教育を含んでいることが特徴的な高校ですが、男女共学、入試のコースは4コースあり、募集定員は548名と規模の大きい高校です。特別進学コースから商業科コースまで自分の将来のキャリアによってコースが異なるので入試の前にはしっかり説明会に参加して、状況を把握していくと良いでしょう。

愛知県の県立(公立)高校の受験倍率

愛知県で、2018年に最も倍率が高かった高校は愛知県立名南工業高等学校の機械科で、5.20倍でした。愛知県の県立(公立)高校の受験倍率は、第一希望者数と第二希望者数を合わせて2.06倍と高い倍率になっています。
参照)https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kyoiku-kikaku/30shinro2.html