高校英語の勉強法！

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高校生悩み(勉強法)科目(単元) 2024.10.17

大学入試における英語は、文系・理系問わずに点数を要求されることが多い科目です。
一方で、中学に比べて英語の点数がとれなくなった、難しくなったと感じるという意見をよく聞きます。
この理由は単純で、内容がより難しくなり、文法や単語ともに量が増えるからです。

そこで、ここでは高校英語の学習における問題点と対策をお話します。

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～高校英語の問題点と対策①～

「単語量に対応しなければいけない」

英語は、小学校・中学校で3000語の単語を習い、そのうえ高校では新たに3000語の単語を覚えなければいけないと言われています。
また、難易度が上がるわけなので、必然的に単語をマスターすることが難しくなります。
そのうえ、教科数も多くなり、ペースも上がるわけです。
では、対策はどうすればいいかと言うと、英単語のみを勉強するための時間を習慣として確保することです。
英単語力があるということは、長文問題を解くうえでも重要です。文章内の文法や、内容を把握しきらない場合でも、1つの単語の意味が分かるだけで、解答の糸口をつかむことが出来たりもします。

～ポイント～
・英単語のみを学習する時間をルールとしてつくる
・復習＋現在学習している内容で組み立てる
※受験生の場合は残り日数から逆算して計画を練る
学習すべき単語が3000語ある場合→3000×必要な繰返し回数÷入試までの日数
・スタートは10分間からでもOK、重要なことはやめないこと
・理想は、「書ける・日本語訳出来る・音読」出来ること

～高校英語の問題点と対策②～

「文法に対応する」

単語の学習に進捗があれば、次は文法の学習に移りましょう。
高校文法が難しい理由の一つは、中学英語に比べ、より複雑な構造や、日本語ではあまり使用しない概念も含まれてくるからです。
例えば仮定法や分子構文などです。
ここまでの単語、文法の基礎能力があるかどうかで、この後の長文読解がスムーズに進められるかが決まります。
理解度のハードルを下げないように学習してください。

～ポイント～
・音読しながら学習する（書くのみの学習は×、単語の並びを音でも記憶する）
・文法箇所だけを覚えるのではなく、使用されている例文ごと学習する
・並べ替えと穴埋め問題に取り組むことで基礎練習を重ねる
・学習した文法を使って自分で英文を書いてみる

～高校英語の問題点と対策③～

「長文への対応」

土台がしっかりとした長文対策をする場合の対策は、単語と文法の内容を完成させることが優先です。
未完成の場合は、本格的な長文読解に手を付けるようにしてください。
それを踏まえ、長文を取り組むときのポインはスピードです。試験後に長文を読む時間が足りなかった、と言うのはよく聞く話です。
原因はそもそもの読解スピードが遅い、一通り読んだ後の問題解答時に、何度も文章を読み返さないと答えられない状態にあるからではないでしょうか。
読解のスピードが遅い場合は、単語・文法の段階での問題が残っているせいであることが多いので、必要な場合は学習ポイントを巻き戻しましょう。

～ポイント～
・「単語」→「文法」→「長文」の順番で学習をする
・終えた文章を何度も読み返さないと解答出来ない、という状態を作らない
　→キーワード部分にチェックを入れたり、日本語訳メモを書いておいたりなどで対策
・ある文章題を1回解いただけ、で終わりにはしない
　→解答・見直しをした後に、日本語訳を把握したうえで、再度その文章を読みなおして下さい。経験した長文の単語・文法・表現はその時にマスターしていく。
・質問内容を先に確認した上で、文章読解に進んでみる
　→文章と質問を往復確認する回数を減らせるかもしれません

高校生英語の学習は時間と根気が必要です。
はじめから何時間もの学習時間を確保することは難しい場合もありますし、習慣化するまでにあきらめてしまう場合もあるかもしれません。
スタート段階においては短い時間からでも大丈夫です。
継続して学習するよう、根気強く取り組んでいきましょう。