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定期テスト点数アップ! 高校現代文の勉強法!
皆さんこんにちは。
本日は高校生の国語、その中でも現代文の学習に関してアドバイスを記載いたします。
論説文・評論文
論説は大学入試において、出題の頻度が高めです。
また配点が高く設定をされている場合も多いので、時間を割いて対策をしましょう。
まず論説・評論のような文章では、必ず論理構造があります。
作者が何かの意図をもって書いているので、「それぞれの段落ごとに何を言いたいのか」を見分ける必要があります。
例えば、前提→主な主張→主張に対する具体例→主張に反する例→反論に対する反論→まとめの主張 などです。
では、これら構造を見分けるには何に注意すればいいか、アドバイスをします。
①接続詞に注意する
文章内の接続詞に注目してください。「しかし(逆接)」、「したがって(順接)」、「つまり(言い換え)」などです。
これらの接続詞に注意し、その意味を捉えながら読むことで、文章の流れを認識することが出来ます。
②指示語に注意する
「それ」、「これ」、「あれ」などです。(こそあど言葉)
この指示語が、何またはどこを指しているかを把握しないと、作者の主張をとらえることが難しくなります。
指示語が指す内容は、その前や近くにあることが多いです。
※この場合だと、「その」は「指示語」を指しています。
③比喩、例示、言い換えに注意する
文章の作者は、自分の言いたい主張を強調・納得させたいと考えるものです。
そこで、大切なことは何度も繰り返し表現することがあります。
その繰り返しを行う上で、表現を変えるために上記の方法を使って再度表現をします。
この部分を見つけることでも、主張部分を見抜くことができます。
④段落ごとに何を言いたいのかをまとめる
意味段落ごとに分け、それぞれで作者が何を表現しているかを短い言葉でまとめておきます。
全体を見返す場合などに、頭を整理して内容確認をすることができます。
⑤問題数をこなす
問題集などを活用し、数を解くようにしてください。
ただし、この時の最大の注意点は『復習』を必ずおこなうことです。
1度読んだ文章をもう一度読むのは面白くないかもしれませんが、解答・解説を踏まえた上で、再度内容を読み取ることができるか、なるほどと納得できるかを必ずチェックしてください。
随筆文・小説文
随筆文は作者の自由な考え等が論理的な構成を取らずに述べられているもの、小説文は作者やその中の登場人物がストーリーを展開していくものです。
これらの文章を読み解くときには、「感情」が表現されている部分に着目してください。
①直接的な表現に注意する
嬉しい・悲しい・楽しいなど、直接的な感情を表す表現を見つければチェックしていきましょう。
②情景描写・比喩表現に注意
天気や周辺の様子見え方での表現や、比喩的な表現で作者の心情を表している部分にも作者の心情が述べられています。
③作者・登場人物の心情の変化に注意
話の内容が進むにつれ、作者や登場人物の心情がどのように変わってきたのか、を把握するようにしてください。
はじめの心情→何かの出来事やきっかけ→変化後の心情
これも、自分の言葉でよいのでメモ書き程度でまとめを書いておくとよいでしょう。
④復習を必ずおこなう
論説・評論と同じです。
解答・解説を見たうえで、作者や登場人物の心情を捉えきれているのか、またその心情の変化を理解できているのか、内容を把握できたのか、を必ずチェックしてください。
以上、現代文の代表的な内容についてアドバイスを挙げてみました。
現代文の解答練習をするには、時間がかかることが多いので、どのタイミングできちんと勉強時間をとるかを心がけて下さい。
また、日々の生活や学習の中で、知らなかった言葉を知っている言葉にしていくよう、語彙力を上げていくことにも意識を向けていきましょう!
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