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単語・文法 高校古文勉強法!
皆さんこんにちは。
本日は高校生の古文の学習に関してアドバイスをお伝えします。
皆さんは古文の内容の学習は得意でしょうか?時代が違うとはいえ、同じ日本での文章なのに何故こんなに読みにくいのかと思いますよね。
しかし、古典はきちんと学習をすれば意外と点数を確保できる教科です。
苦手意識の偏見をなくすとともに、英語を学習するようなイメージで取り組んでみてはどうでしょうか。
学習法① 古文単語を覚える
英語と同じように、古文でも単語知識がないと解答をすることが出来ません。
ただし、ここで面倒なのが、現代の日本語と全く意味が違ったり、一つの単語が複数の意味をもっていたりするところです。
例えば、「いみじ」という単語は、①はなはだしい、②すばらしい、③ひどい、などの意味をもっています。面倒ですよね。
しかし、大学受験において必要な古文単語は300から多くて600程度だと言われています。数千の単語力が求められる英語と比べれば、複数の意味があったとしてもまだ短時間でクリアできる可能性はあります。
勉強法としては、地道な繰り返しが1番です。たとえば単語帳などを使用する場合は、どれくらいの期間で完成できるかをイメージして取り組んでみましょう。
受験生の方でも、本気で集中的に学習すれば1~2か月で準備することも可能です。
例えば、
目標:300単語を覚える!
設定ノルマ:最低3周は繰り返す(つまり300×3→900)
1日のペース:20単語
よって学習に必要な期間 → 900÷20=45日
学習法② 文法を学習する
古典文法でおさえておくべきポイントは3つあります!
①活用:後ろにくる言葉で語尾の形が変わります。
未然・連用・終止・連体・已然・命令の6つ
②意味:特に助詞や助動詞などの付属語の意味を覚える。
③接続・識別:ある特定の助動詞の前にくる動詞や形容詞の活用形は決まりがあり、これを接続と言います。
この接続を見分け、文中にかかれている単語の品詞・意味が何かを判別させることを識別と言います。
例えば打消しの助動詞「ず」の場合、「起きず」、「動かず」などの未然形になり、助動詞「ず」は未然形接続の助動詞といいます。
ポイントを整理した上で、以下の順番で学習してみてください。
順番①:用言(動詞・形容詞・形容動詞)の活用から覚える
順番②:助動詞の活用・意味・接続を覚える
順番③:助詞やその他の文法事項を覚える
学習法③ いよいよ長文問題をこなす
ここまでの内容が準備できたなら、いよいよ長文問題に取り組みます。
心がけないといけないのは、単語・文法の土台が固まっていない状態で、むやみに問題を解くことはしないようにしてください。
あまりにも正答率が芳しくない場合は、基本に戻ることです。
そして、実際に長文問題に取り組む場合は、
・ミスをした内容の問題点が何であるかを確かめる(単語?文法?)
・文章内の主語、述語が誰(何)と、敬語の種類と対象を把握する
・解答や現代語訳を確認し、再度問題を解きなおす
・復習の中身のない状態で、問題数を無駄にこなさない
古文は努力での伸びしろが大きい科目です。
是非とも根気強く頑張って下さい!
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