定期テストにどう挑めばいい? ~中学編~

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定期テストにどう挑めばいい? ~中学編~

皆さん、こんにちは。
今回は中学生の定期テスト直前の勉強についての対策アドバイスです。
定期テストは範囲も他のテストと比べて狭いことも多く、対策は比較的にしやすい試験です。
また、内申点・通知表の評価へも直結するものなので、必ず成果を出しておきましょう!

~定期テスト対策のツボ~

①いつからテスト勉強を始めるかを検討する

前回の定期テストは満足のいく結果が出たでしょうか?
いつからテスト勉強をはじめるかについてですが、なんとなく学校がテスト週間に入ってから、と決めていませんか?
そうではなく、これまでの経験と反省からスタート時期は検討していきましょう。
前回、1週間前からの準備では結果が出なかったのであれば、それよりも早くからの準備をすべきです。
また、1教科を十分に準備するには何日かかりますか?
1教科2日はかかるのであれば、5教科の試験では10日が必要になるかもしれません。
テスト当日を見据えて、まずは予定作成をしっかりとしましょう!

②テスト勉強の順番

どの教科から勉強をするかということですが、苦手科目からはじめてみてください。
そうすれば、テスト直前に苦手科目の勉強に手間を取られすぎて、時間が足りないということを事前に防げます。
また、副教科4教科(技術家庭・音楽・美術・保健体育)などは暗記次第で点数が取れます。
これらの暗記教科は、テスト勉強のはじめに暗記練習をやり切り、試験日直前に暗記レベル確認と、最終の暗記勉強をすると効率的です。

おススメ順
Ⅰ.苦手科目・時間のかかる教科+副教科4教科からスタート
Ⅱ.メイン5教科をしっかりと
Ⅲ.暗記系科目+翌日テスト教科をもう一度直前に

③教科書・学校のワーク+プリント対策が重要

定期テストの範囲はおおよそ手持ちの教材や道具から出題されることが多いと思います。
つまり、今手元にあるものをマスターすれば成績がとれます。
では、勉強をしていると思っているが点数が取れない場合、原因は何でしょう?
それは、ヒント無しに解答出来るほど覚えていない・知識が定着していない、ことが原因である場合がほとんどです。

確実に暗記度・理解度を確認することが大切です。
その場合におススメなのでは、

「記入をしていないプリント・ワークで、テスト形式で勉強を繰り返すこと」

です。
例えば、学校ワークなどで試験日までに範囲として課題を出され、提出をさせられるような学校があります。
その場合は、「試験日まではノートや別の紙に解答を記載し、複数回解けるかのチェックをする。そして、テスト前日に直接の書き込みをする。」というやり方です。
この時に大事なのは、「〇回やったら終わり!」のように、回数こなせばゴールとしないことです。
「そのページの問題は全て正解できるまで繰り返す」といった、完成のハードルの高さを上げましょう。
このやり方のメリットは以下の通りです。

・記載のない問題を繰り返し解き続けるので、おおよそ解ける問題は必ず解ける問題になり、解けない問題も複数回チェレンジすることになる。
・ヒントのない状態で、「本当に実力で解けるのか・覚えているのか」を確認出来る。
・本当のテスト直前の休み時間などに、最後の直接書き込みで間違えた問題(テストでも間違えると分かっている問題)のみを見直すことが出来る。
 ※正解すると分かっている問題を時間のない直前に見直すという時間のロスを減らせる。

この勉強法は、きちんとできればかなり効果が見込めます。
では、書き込みをしてしまっている場合はどうするかというと、

・きちんと書き込み部分を隠すようにして、学習する。
・書き込みをしてしまう前にコピーしてしまう。

などでも対応できるかと思います!

④テストが戻ってきた後は必ず見直しし、実力を実感する

テストの見直しをしましょう、はよく聞く話ですが、作業として実施しても意味がありません。
「2度目からは解けるようになっている」ことが見直しの完成です。

ではどうするかというと、先ほどの話と同じです。
再度、テスト問題を見て(ヒント等の記載がない状態で)正答できるかをチェックすることです。
「自分で解ける」ことが確認出来れば、見直しの完成です。

この見直しが未完成であるほど、受験時に正解できない内容(勉強の借金)が溜まっていきます。
学力の負債の返済は、テストごとに完済してください。
間違えたままの問題は、永遠に間違え、点数をさげる原因になります。

また、学習相談をしていると生徒様・保護者様それぞれで、「順位や点数を覚えていない」というお話を聞くことがあります。
100点が取れている、学年トップでいるなら問題はありませんが、こう言われる家庭ほど、現在の成績に困っている傾向の割合が高いです。
何故なら、「本心では気にしていない」からです。
注意を払い、こだわるということに希薄になってしまっているのだと思われます。
人は気にしないことには努力をしません。

人からどう見られるかを気にするから、人は鏡をみたり、身だしなみを気にしたりします。
今の成績が本当に気になるのであれば、点数や順位はおのずと記憶に残ります。
もしかすると、「テストの点数や順位をしっかり覚えておく」ということが次のテストへの最初の一歩になるのかもしれません。

そして、生徒さんの中にはテストの結果を覚えているが他人に言いたくない!という方もいます。
確かに周りの友達に聞かれるというのは少し抵抗があるかもしれません。
ただ、保護者の方や先生などにはしっかりと伝えましょう。
テストの点数がわからない、やテストの結果が間違って伝わった、ということがあれば、学習方法は大きく変わってしまいます。
今の自分には必要ないことを勉強することになることもあります。
真剣に考えてくれている人、身近な人にはきちんとありのままの結果を伝えましょう。

以上、定期テスト対策のアドバイスでした。

今回や次回など、直近のテストでは無理であっとしても、その次のテストでは活用してみるなど、お役に立てていただければと思います!

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