誘惑とプレッシャーに勝つ!宿題が終わらない原因と対策を解説

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誘惑とプレッシャーに勝つ!宿題が終わらない原因と対策を解説

親御さんや生徒本人から多く寄せられる相談に「宿題が終わらない」があります。長期休みに出される大量の宿題はもちろん、普段からの宿題に苦しんでいる人は多いです。宿題が終わらない原因は何なのか、どのようにすれば対策できるのか、まとめて考えてみましょう。

夏休みや冬休みの宿題が終わらない主な原因は計画づくりと取り組み方

夏休みや冬休みの宿題が終わらない主な原因は計画づくりと取り組み方

長期休みの宿題が終わらない原因として、計画づくりの問題がまず指摘できるでしょう。細かく決めすぎて実行しづらかったり、自分のキャパシティをオーバーしていたりする計画を作ってしまうのです。

また取り組み方の影響もあります。得意な科目や簡単な内容はすぐにできても、苦手科目や手のかかる内容は後回しにしがちです。さらに長期休みは集中できない要因との戦いともいえます。部活の大会や家族旅行など、集中力を削ぐイベントが多いのも長期休みならではでしょう。

誘惑やプレッシャーは、普段の宿題が終わらない主な原因にも

誘惑やプレッシャーは、普段の宿題が終わらない主な原因にも

普段の宿題も終わらない人はいるでしょう。授業がなく自由な時間の多い長期休み中とは違い、時間がない・体力が続かないのもあるかもしれません。宿題を管理できていない場合もあるでしょう。もしくは難しすぎる・多すぎるため、やる気があっても終わらない可能性も考えられます。

また学習習慣・宿題習慣がついてない人もいます。やる気がでない・面倒くさいと拒否反応を示してしまったのは宿題のプレッシャーに負けた証拠です。長期休みのようなイベントなどなくとも、勉強場所にスマホひとつあるだけで気が散って宿題が進まない原因になっているのかもしれません。周りからの誘惑や宿題のプレッシャーに勝つのが、宿題を終わらせるポイントといえます。

夏休みや冬休みの宿題を終わらせる方法まとめ

夏休みや冬休みの宿題を終わらせる方法まとめ

●宿題時間を区切る(時間を決める):集中力は永遠には続きません。集中する時間や内容を区切れば、ゴールが見えて取り組みやすくなります。時間を意識して、集中できるようにもなるでしょう。

●わからない部分は人に聞く:難しすぎる問題は改めて教えてもらった方が勉強になります。普段なら親御さんや先生に、長期休みなら友達と遊ぶついでに聞くのもいいでしょう。

●勉強環境を整える:ほかの家族に協力してもらうポイントかもしれません。リビングなど家族の共有スペースで勉強している場合はとくに、テレビや会話が勉強の妨げになります。家族に伝えて、音をしぼってもらいましょう。

●曲を聴く:川のせせらぎのような自然界で発生している一定のパターンが続く音は集中力を上げるのに効果的です。集中力を削がないよう休憩のときに聞くという意見もありました。勉強中は、歌詞がなく邪魔にならない曲を選びましょう。

●疲れた時は休憩する:モチベーションを保つためには適度に休むのが効果的です。計画時から休憩の予定を決めたり、1時間やったら10分休むとしたりするのもいいでしょう。

●適切な目標を設定する:休憩について書きましたが、終わったら遊びに行く・お菓子を食べる・ゲームをする……と目標や対価を設定して頑張っていたとの意見もありました。設定した目標などは家族で共有すると家族からの協力も得やすいようです。また勉強計画は、作り方が適切かを塾などで見てもらい、進捗の管理までお願いしている人もいました。

●友人と宿題を行う:LINEのプロフィール欄に「宿題○%終了」と書いて友達と競って終わらせた人もいるようです。競争心から宿題が進むだけでなく、可視化によってモチベーションが上がる効果も期待できます。

●自習室を活用する:集中力が続く場所として、塾の自習室を利用して宿題を終わらせたとの意見もでました。学校の図書館でもいいでしょう。誘惑・邪魔のない環境を探してみてください。

●提出は絶対にする:自力で計画的に余裕をもって終えられるのが一番です。しかし、時間がない・分からないと長期休みの終盤にまとめてやることになるかもしれません。ただ、提出は絶対にしましょう。出さないのは問題です。

普段の宿題を終わらせる方法は長期休みと同じく計画づくりから

普段の宿題を終わらせる方法は長期休みと同じく計画づくりから

長期休みの宿題を終わらせる方法は普段でも当てはまるものが多いです。とくに普段から宿題が終わらない人は、長期休みのように計画立てや管理を丁寧にしてみましょう。長期休みの欄で紹介しましたが、個別指導塾や家庭教師を利用している人は講師に計画を作成してもらい、進捗の管理をお願いするのも有効です。

また小学生や勉強習慣のない人には親御さんのサポートも鍵になってきます。親御さんにサポートしてもらっていると、量が多い場合の発見にもつながりやすいです。学校の場合は先生と、塾の場合は講師や事務のサポート担当に相談する必要がありますが、親御さんから伝えた方が状況が改善される可能性は大きいでしょう。

さらに自分で学校の先生に協力をあおぐ場合は、普段なら放課後の時間に先生を訪ねるようにしてください。授業の合間は先生も時間がないからです。長期休みに行く場合は先生が学校にいる日を確認するのも重要になります。

宿題に集中できる環境づくりを家族で

宿題に集中できる環境づくりを家族で

宿題が終わらない原因や対策についてまとめてきましたが、普段から長期休みと同じように勉強計画を立てて取り組むところから始めてみてください。誘惑とプレッシャーに負けないように地道に取り組むのが近道です。

とくに学習習慣が身についていない人は、家族のサポートを受けながら宿題に取り組むようにしてみましょう。親御さんもきっと協力してくださるでしょう。集中してポジティブに宿題に取り組める環境づくりを家族で目指してみてください。

子育てアドバイザー/道山ケイ

監修:子育てアドバイザー/道山ケイ

親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000組の親子をサポートし、約7割の親子関係が良好に変化。元中学校教師で、学級崩壊の地獄と学年最下位クラスを9ヶ月でTOPに変えた天国を経験。この体験から思春期子育て法を確立。 HP:https://tyugaku.net/

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