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理論!無機!有機!高校化学の学習のポイント!
高校化学は、広範な暗記と計算力が求められる科目です。
日本史や世界史と同レベルの暗記量、数学のような計算の難解さから苦手意識がある方が多いのではないでしょうか?
そこでここでは、理論化学・無機化学・有機化学のそれぞれの分野のポイントとおすすめの勉強法についてお話しします。
~理論化学編~
ポイント①:公式や原理の意味を理解する
理論化学では、化学平衡や電気分解などで多くの公式や原理が登場します。
ただ暗記するだけでも解ける問題もありますが、意味を理解しないと難しい問題には対応できません。
おすすめの勉強法
教科書や参考書、ノートなどに公式や原理を自分の言葉で整理しましょう。
自分が理解できた捉え方や考え方を残し、オリジナルの教材を作成することが重要です。
模試やテスト、入試の直前に見返せるようにしておくといいですね!
ポイント②:単位を理解する
理論化学では様々な単位が登場します。意味を理解したり、どこでどの単位を使うのか苦労している人も多いのではないでしょうか?
単位を理解しておくと、計算問題を解く際にどの数値をどのように使うのか考える手立てとなります。
おすすめの勉強法
問題を解く際に単位と導出式の関係を考えてみましょう。
例えば密度の単位に(g/cm³)があります。密度は、 密度(g/cm³)=物質の質量(g) / 物質の体積(cm³)で求められます。
解答欄に単位は書かれている場合があり、単位から考えてみるとどちらの値が分子・分母になるか、どの値を使って導けるか考えれます。
このようなことを意識して問題を解くようにしてみましょう!
~無機化学編~
ポイント:ただ暗記するだけはやめる
無機化学では、化学反応式以外で覚えないといけないものとして物質は水溶液の色があります。
例えば水酸化銅(Ⅱ)の沈殿の色は青白色、テトラアンミン銅(Ⅱ)の水溶液の色は深青色と言葉の羅列で覚えても記憶には残りづらく、違いはわかりませんよね?
また、原理の反応なども一対一で覚えようとしてもいくら時間があっても足りません。
おすすめの勉強法
物質や水溶液の色を覚える際には図説などのイラスト付きの教材を活用しましょう。
言葉だけで覚えるのではなく視覚的に覚えることで違いなどが明確になり頭に残りやすくなります。
また、原理の反応などは複数を関連づけて覚えるようにしましょう。
「この反応はどのような原理によって起こっているのか」を考え、関連つける方が簡単に覚えることができます。
~有機化学編~
ポイント:有機化学の全体の流れを理解する
高校の授業などで初めて「アルカン」や「異性体」などの言葉が登場した時に頭の中が「???」になった人も多いのではないでしょうか。
理論化学、無機化学とはかなり異なる内容になるため苦手意識を持つ人も多いです。
有機化学では全体の流れを把握することが大事です。特定の範囲ごとで内容を考えるのではなく、その内容からこれからどのように関係してくるかを考えながら勉強しましょう。
おすすめの勉強法
教科書や参考書など自分に合った理解しやすいもので一度全体に目を通してみましょう。
暗記することが多く大変ですが、反応の流れや日常生活に活用されているものとの関係を考えながら覚えていくと楽しく覚えていけるのでぜひ実践してみましょう!
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