部活で先輩が引退後に!夏の大会が終わって「キャプテン・部長」に任命されたときの心得

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部活で先輩が引退後に!夏の大会が終わって「キャプテン・部長」に任命されたときの心得

中学生その他 2019.08.22

夏に代替えを迎えた部活が多いのではないでしょうか。三年生が引退して、いざ自分たちの代だと張り切っている人のなかにはキャプテンや部長になった人もいるでしょう。自分で立候補したならまだしも、先生や他の部員の推薦で決まってしまって、正直悩んでいる人がいるかもしれません。そんな新キャプテン・新部長のあなたにどのような役割が求められるのかをまとめてみたいと思います。

なぜキャプテンに選ばれたかを考えよう

なぜキャプテンに選ばれたかを考えよう

あなたがキャプテンに選ばれた理由はなんでしょう。技能的に長けている・優秀な成績を残しているだけでキャプテンになったとは言い切れないのではないでしょうか。やはり、あなたの人間性が認められたのです。キャプテンには下のような人が向いていますが、あなたも当てはまるところがあるのではないでしょうか。

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・コミュニケーション能力が高い
・チームのために献身的に動ける
・責任感が強い
・リーダーシップが発揮できる
・ほかの部員の手本になれる(技能面・人間性)
・参加率が高い
・人に頼れる
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反対に、我が強くて立場を使って威張りちらすタイプの人は相応しくありません。キャプテンをやれば受験でアピールできると利己的に考えてしまう人も同じです。そもそも部員や先生からキャプテンとして認めてもらえないでしょう。だからこそ、キャプテンとして推された自分自身に自信をもってください。

リーダーと架け橋としての役割。必死さでチームを支える

リーダーと架け橋としての役割。必死さでチームを支える

チームを支える「リーダー」と先生や部員をつなぐ「架け橋」としての役割が求められます。キャプテンは、自分よりも他人やチームを優先しなければならない場面もあります。ほかの部員と同じように指示を待っているだけではダメです。練習には誰よりも早く来る、自ら動いてほかの部員を動かすぐらいの気持ちや行動力が必要です。

また先生や指導者の指示が徹底されず、まとまらないチームは結果が残せないといっても過言ではありません。反発する部員がいれば間に入って仲裁したり、指示にみんなが納得いっていなければ先頭に立って意見を述べたりする必要があります。

さらにほかの部員と一緒にやることも、ひと一倍積極的に行ってください。口だけで偉そうなキャプテンの指示はあなた自身も聞きたくないのではないでしょうか。練習をまじめにやる・プレイで先導するのはもはや当たり前で、準備や片付けなどのみんなの仕事も一生懸命やるのがキャプテンなのです。上手さよりも、必死さでチームをリードしましょう。

気が進まない人は理由を考える。辞退するのがチームのためになる場合も

気が進まない人は理由を考える。辞退するのがチームのためになる場合も

キャプテンに選ばれたのはうれしいが、気が進まない人も多いと思います。不安で自信がもてないあなたは、なぜ不安なのかを考えてみてください。仮にキャプテンの経験がなくて不安だと思っている人は、勇気を出して挑戦してみましょう。最初からの経験者はいません。他の部員にも頼りながらキャプテンの仕事にチャレンジしてみてください。選手激励会などで話したり、大会の対戦校決めのくじ引きに参加したりと、チームの代表としての貴重な経験ができるでしょう。

逆に、課外活動や勉強など部活動以外で優先したいものが明確にある人は辞退した方がいいかもしれません。先述のとおり、キャプテンは自分よりもチームを優先しなければならない場面があります。そんなとき自分の都合を優先して後悔しそうだと感じるならば、最初から辞退した方がチームのためともいえます。

先輩や親・友達にも相談できるのがよいキャプテンの素質

先輩や親・友達にも相談できるのがよいキャプテンの素質

先生の推薦・自らの立候補・部員同士での話し合いのほかにも、1つ上の先輩たちがキャプテンを指名するケースもあるでしょう。客観的な視点からあなたを見ている立場であり、チームの伝統を重んじる立場であるからこその判断をしているといえます。

不安だがキャプテンをやってみようと勇気を出されたあなたは、ぜひそういった先輩方にも話を聞いてみましょう。とくに前キャプテンは同じ立場として悩みに共感してくれやすいかもしれません。ほかにも、親御さんやほかの部活のキャプテン同士でもいいでしょう。一人で抱え込みすぎないのも、キャプテンを全うするポイントです。

子育てアドバイザー/道山ケイ

監修:子育てアドバイザー/道山ケイ

親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000組の親子をサポートし、約7割の親子関係が良好に変化。元中学校教師で、学級崩壊の地獄と学年最下位クラスを9ヶ月でTOPに変えた天国を経験。この体験から思春期子育て法を確立。 HP:https://tyugaku.net/