高校生の夏だからこそ! 自転車旅に出て特別な時間を過ごそう

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高校生の夏だからこそ! 自転車旅に出て特別な時間を過ごそう

高校生その他 2018.07.27

高校生の夏。時間はあるけどお金はない、そんな高校生だからこそ自転車で旅に出て、普段の学校生活では体験できないことを経験してみてはいかがでしょうか。日本一周の自転車旅を経験したブロガーの監修のもと、自転車旅の醍醐味を紹介していきます。

自転車旅は高校生の夏にピッタリ

電車の旅のように時間などに縛られることなく、自分の行きたい場所へ行きたい時に行ける。自転車旅の一番の魅力はこの「自由さ」です。特に、学校や家で大人に指図されることが多い高校生だからこそ、自転車旅で得られる自由さは貴重な経験となります。

また、自転車旅にはお金があまりかからないというのも、高校生にオススメしたい理由です。自転車があれば出発でき、日帰りなら現地でのご飯代程度しかかかりません。長距離の旅に出るのであれば着替えや自転車の修理道具のほか宿泊費用なども必要になりますが、電車の運賃や自動車のガソリン代・駐車スペースは不要です。お小遣いが限られた高校生には、交通費を節約できる点は大きいでしょう。なにより、電車や自動車と違って時間はかかりますが、大人の力を借りずに自分の脚だけで目的地に到達できたときの達成感は、自転車旅だからこそ感じられる醍醐味です。

「自由」な自転車旅だからこそ注意したい4点

実際の旅の際にはどのようなことに注意すればいいのでしょうか。今回は4点を紹介いたします。

●スタイルに合う自転車を選ぼう
まず、旅の行程に応じた自転車の種類を選ぶこと。例えば長距離の旅には、快適に速く走れる「クロスバイク」タイプが、値段も手ごろでパンクなどのトラブルも起きにくくてオススメです。またキャンプ道具などを持っていくのであれば、荷物を多く搭載できる「ランドナー」タイプのツーリングに適した自転車を選ぶと良いでしょう。

「自由」な自転車旅だからこそ注意したい4点

●転ばぬ先の事前準備
つぎに、自転車の故障に対する事前準備も重要です。最低限、チェーンが外れた時の直しや、パンク修理はできるようにしておきましょう。もちろん旅先において自分一人では対応できないトラブルが起きた場合には、自転車屋などのプロに任せることも大切です。また、事故などの不測の事態に備えることも欠かせません。緊急用のお金の用意や、保護者と連絡のとれる携帯電話とそのバッテリーの準備を忘れないでください。

●無理せず楽しめる距離の設定
初心者の人がいきなり長距離・連泊の旅をするのは難しいでしょう。まずは日帰りできるところ、往復50kmぐらいの距離のところから無理せずチャレンジしてみて、体力や経験値を養うのがおすすめです。

●安全運転第一の心構え
最も大事なことは「危険な運転をしないこと」。自由な雰囲気に心も開放的になり、つい安全確認がおろそかになってしまうかもしれません。しかし、自転車は扱い方を間違えれば危険な乗り物ですから、くれぐれも安全運転でいきましょう。

国内のおすすめ自転車旅スポット3選

自転車旅の準備と心構えができたという人向けに、国内のおすすめ自転車旅スポットを3つ紹介しましょう。

道道106号(北海道天塩-稚内間):北海道は、食事がおいしいなど、言わずもがな旅行スポットとして人気が高い地域です。なかでも、天塩と稚内を結ぶ道道106号は、壮大な空と大地をただひたすらまっすぐと駆け抜けられ、国内とは思えないような景色が味わえます。石狩市-留萌間の国道231号・留萌-天塩間の国道232号と合わせて、「オロロンライン」と呼ばれたりもする人気の道路です。「キャンプ場」や旅人向け宿泊施設の「ライダーハウス」も近くにあるので、ぜひ利用してみましょう。

国内のおすすめ自転車旅スポット3選

淡路島(兵庫県):関西の都市圏からアクセスしやすいコンパクトな旅が楽しめます。サイクリングロードや道路標識などが整備されているので自転車旅にはもってこい。現地で自転車を借りるほかに、明石からフェリーで渡航することもできるのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

国内のおすすめ自転車旅スポット3選

しまなみ海道(広島県-愛媛県):「サイクリストの聖地」として石碑も建てられるほどの人気スポット。綺麗な海に加えて、古民家やのどかな田園地帯など日本の原風景を見ながら走れます。本州側からアクセスする場合は、広島県の尾道からフェリーを使って旅をスタートさせましょう。

国内のおすすめ自転車旅スポット3選

スピードの遅い自転車でしか感じられない街の息吹を体感しよう

高校生のみなさんは、一人で地元の街から離れてみる機会も多くはないかもしれません。ですが、自転車ひとつあれば日本全国どこへでも行けます。住み慣れた故郷を出て見慣れない風景の中を自転車で走っているだけでも、気づけることや感じられることはたくさんあります。高校生の夏休み、自分の価値観の幅を広げるという意味でも、自転車でいつもとは違う地域に触れてみてはいかがでしょうか。

スピードの遅い自転車でしか感じられない街の息吹を体感しよう
チャリブロガー/カンノ

監修:チャリブロガー/カンノ

大学卒業後、2017年の春から自転車で日本一周していた23歳。ブログ「タビチカ」では、「もっと旅を身近に」をテーマに、チャリ旅、日本一周、グルメ、観光、レビュー、生活等々...多様なコンテンツを書いています。 HP: http://www.kannodesu.com/