狙え高得点!センター試験対策【英語編】

学習塾の個別指導塾スタンダードは小学校・中学校・高校の全学年、全教科に対応した一人ひとりのやる気を引き出す個別指導の学習塾です。

個別指導塾スタンダードのお役立ち情報

狙え高得点!センター試験対策【英語編】

センター試験本番を控え、センター試験対策をご紹介します。

今回は、「センター試験対策【英語編】」です。

試験で英語の得点力をアップさせるための勉強法

試験で英語の得点力をアップさせるための勉強法

センター試験の出題傾向は、ここ最近、あまり大きな変化がありません。まず、大まかな出題傾向を見ていきましょう。

大問1「発音・アクセント」
大問2「文法(空欄補充、並び替え)」
大問3「語句類推、要約」
大問4「長文読解(ポスター、広告、表、グラフなどから読み取るもの)」
大問5「長文読解(レビューなどから読み取るもの)」
大問6「長文読解(論説文)」

センター試験の発音・アクセント問題では、基本単語を通じて発音・アクセントにおける一定のパターンを理解しましょう。そのうえで、そのパターンから外れた単語をまとめて覚えていきます。それらの単語が発音・アクセントの頻出問題です。正しい発音が自然と口について出るようになるまで実際に発音を繰り返してください。

文法問題は、最も確実に得点できる分野です。ミスなく、しかも時間をかけることなく、正解できるようにしておきましょう。というのも、この文法問題で苦戦をしているようでは英語で高得点は望めず、また、解くのに時間がかかってしまっていては、その後の長文問題を解く時間が削られてしまうからです。並び替え問題は、正確な文法に基づいて正解を選べるように、問題集で訓練を積んでおきましょう。

長文読解は、配点の約4分の3を占める最重要分野です。「長文読解の勉強は文法の勉強がひと通り終わってから」と考えがちですが、文法の勉強が終わらずに長文読解の勉強不足に陥るケースが後を絶ちません。長文読解の勉強は「今すぐ」始めることを強くおすすめします。今までの単語・熟語、文法の勉強に加えて、センター試験過去問の長文読解に取り組んでみてください。解き終えた後、解説を見ながら、正解の選択肢の根拠となる文章の該当箇所にアンダーラインを引きながら確認しましょう。この作業を繰り返すことで、センター試験特有の出題の仕方、引っかけ方が見えてきます。

センター試験本番における「英語の攻略法」

センター試験本番における「英語の攻略法」

センター試験の英語は、問題数と長文読解の文章量が多く、まさに時間との戦い。得点をアップさせるには、適切な「時間配分」がカギを握ります。

まず、大問1から3の発音・アクセント問題から文法問題までをスピーディーに解き終える必要があります。発音・アクセント問題の各単語は大げさなくらいに口を動かし(もちろん声には出さず)、不自然な発音になる選択肢を消去していきましょう。文法問題は動詞の用法に着目しつつ、正解を考えてから選択肢を見ると良いでしょう。考えていた答えが選択肢にあれば、他の選択肢を検討するまでもなく回答してください。他の選択肢を見ると余計に時間がかかったり、誤答に誘導されたりしかねません。/p>

長文読解問題は、設問から先に見ることをおすすめします。設問を先にチェックすることで、文章内容が予想できますし、問われていることが書かれている部分を重点的に読むことができるからです。そして、各段落の一、二文目にさっと目を通してください。これで文章の大意が把握できます。文章を読み進める際は、細かく訳す必要はありません。「because」や「so」などから始まる理由を示すところや、「at first」や「at last」などから始まる筆者の主張が述べられるところに線を引きながらどんどん読み進めましょう。

コツをつかみさえすれば高得点も!

センター試験の英語では、コツをつかみさえすれば高得点を取ることができます。効率の良く勉強に取り組み、センター試験本番に臨みましょう。

北村 宗/受験指導、塾の選び方と活用法の専門家

監修:北村 宗/受験指導、塾の選び方と活用法の専門家

学生時代からさまざまな形態の塾で講師経験を積む。大学卒業後、大手進学塾、予備校講師を務め、国内外の教え子は2,000人を超える。その指導法には定評があり、テレビや新聞、教育系雑誌などのメディアから度々取材を受ける。出版著書の多くが話題を呼んで重版となり、全国各地の学校からの依頼に応じて講演講師も務めている。