伸び悩みを解消!あと一歩、成績を上げる勉強の工夫

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伸び悩みを解消!あと一歩、成績を上げる勉強の工夫

「自分なりに勉強を頑張っているつもりなのに、なかなか思うように成績が上がらない…」。

このように、成績の伸び悩みに頭を抱えている高校生は少なくありません。そこで今回は、伸び悩みの原因を探り、あと一歩、成績を上げるための勉強の工夫について考えていきましょう。

あなたはどっち?成績の伸び悩み、2つのケース

あなたはどっち?成績の伸び悩み、2つのケース

成績の伸び悩みには、大きく分けて段階別に2つのケースがあります。

1.自宅でも勉強しているのに、学校の成績が上がらない
勉強に時間をかけているだけに、本人としては納得がいかないでしょう。このような状態が続いてしまうと、勉強そのものが嫌いになってしまう恐れもあります。

2.中間試験や期末試験の成績は良いのに、模擬試験ではさっぱり
中間試験や期末試験の成績は良いのに、なぜか模擬試験になると思うような点数が出ないというケース。早い段階で何とかしないと、大学受験に影響を与えることは間違いありません。

成績の伸び悩みは、勉強の仕方に原因がある

成績の伸び悩みは、勉強の仕方に原因がある

では、上記2つのケースについて、解決策を見ていきましょう。どちらも勉強の仕方に原因があることが考えられます。

1.自宅でも勉強しているのに、学校の成績が上がらない
例えば、練習問題がわからなかったとき、解答を見ただけで理解したつもりになっていませんか?解答に納得したら、それを見ずにでも解くことができるか確認してみましょう。「覚えたら、すぐに復習」。これがポイントです。

ただ、時間が経てば忘れてしまうこともありますので、繰り返し復習するようにしてください。何度も復習しているうちに、同じような問題を見ただけで、すらすらと解答できるようになるはずです。

2.中間試験や期末試験の成績は良いのに、模擬試験ではさっぱり
学校の中間試験や期末試験は、教科書のどの範囲からどのように出題されるのか、ある程度は予想がつくものです。しかし、模擬試験ではそうはいきません。模擬試験でこそ、本当の実力が試されるといえるでしょう。

そのため、模擬試験でも良い成績を取れるようにするためには、根本的な理解を深めることが欠かせません。問題に正解して満足するのではなく、「そもそも、なぜこの公式が必要なのか」「背景にはどのようなことがあるのか」など、どのような科目でも考えるようにしましょう。そうすると、「原因があるから結果がある」というように立体的な物事の捉え方ができるようになっていきます。これは、ただ暗記をしているだけでは到達できません。わからないところは、学校や塾の先生に詳しく教わると良いでしょう。このようなことを重ねていくうちに、新しい問題への応用力も身に付き、模擬試験の点数も自ずと上がってくるはずです。

教科書理解に立ち返ってみるのもおすすめ。
勉強方法を見直そう

なお、成績が低空飛行のままだという場合は、教科書理解に立ち返ってみるのもおすすめです。どのような科目でも、教科書は基本中の基本。教科書の例題を徹底的に見直し、練習問題を繰り返すことで土台がしっかりと築かれていきます。

今一度、自分自身の勉強方法を見直し、成績アップに役立ててください。

角野裕美/小論文指導講師・進路指導講師

監修:角野裕美/小論文指導講師・進路指導講師

関西圏の高等学校を中心に、小論文や志望理由書・自己推薦書の書き方を講演・指導。また、予備校講師として、東京大学、京都大学、大阪大学などの国公立大学や、 慶應義塾大学、早稲田大学といった名門私立大学に教え子を合格に導き、実績を上げている。さらに、キャリア教育の必要性を実感し、国家資格キャリアコンサルタントを取得。今では、自分史作成を軸にした「AO入試・推薦一般入試対策」「面接対策」をはじめ、進路アドバイスにも重きを置いている。