効率的に覚えよう!高得点につながる暗記方法

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効率的に覚えよう!高得点につながる暗記方法

「暗記するのが苦手」。

そういう子どもたちは少なくありません。しかし、暗記方法を知り、正しく取り組みさえすれば、すべての科目で高得点を期待できます。

そこで今回は、効率的に覚えるための暗記方法をご紹介します。

暗記は、ただ時間をかければ良いのではない

暗記は、ただ時間をかければ良いのではない

中学生の勉強にとって、どの科目においても暗記は必須。「社会や理科が暗記科目」と思われるかもしれませんが、よくよく考えてみると「暗記したもの自体を答える科目」と「暗記したものを用いて解く科目」といった違いがあるだけで、暗記そのものが無い科目はありえません。

中学生は、部活動や習い事などに忙しく、勉強に費やせる時間は限られます。そのため、いかに効率的に暗記できるかどうかで試験の結果は変わります。

「時間をかけて単語帳を作ったり書き写したりしているけれど、なかなか覚えられない」といったこともよく聞かれますが、ただ時間をかければ良いのではありません。「より良い暗記方法で、確実に時間をかけていく」ことが大切なのです。

効率的なおすすめの暗記方法

効率的なおすすめの暗記方法

例えば英語であれば、同じ単語を何度も書き写し、ひとつずつ暗記しようとするよりも、ある程度の量をまとめて覚えようとした方が記憶の定着率は高いといわれています。具体的には、参考書などを使ってあらかじめ覚える範囲を決め、最初から最後まで見ていき、それを繰り返すのです。

また、社会や理科であれば、授業で配布される「問題プリント」の活用がおすすめ。教科書をもとに作成されているため、応用問題にも活かせる基礎力を養うことができます。穴埋め問題には、答えを赤色で記入しましょう。赤い透明下敷きを使えば、答えの部分だけが消えるので、自分なりの“暗記ツール”に早変わり。そして、持ち歩いたり、勉強部屋やトイレの壁に貼ったりして、1日に何度も目に入る環境をつくってください。そうすることで、キーワードはもちろん、全体の文章の流れまで覚えられるようになります。

効率的に暗記するには、「目で見て覚える」だけではなく「音読しつつ、書いて覚える」「音声を流しながら覚える」といった方法もあります。自分自身に合う暗記方法が見つかるまで、声に出して読んでみたり、書いたり耳で聞いたりしながら、いろいろと試してみると良いでしょう。

反復の時間を1日のうち必ず30分は押さえよう!

なお、人間はどうしても忘れていく生き物なので、反復の時間を1日のうち必ず30分は押さえておいてください。例えば、眠る前に反復の時間を設けてみましょう。「睡眠が記憶を定着させる」ともいわれているため、高い効果を期待できます。

効率的な暗記方法を継続すれば、暗記力はどんどんアップしていきますよ。

角野裕美/小論文指導講師・進路指導講師

監修:角野裕美/小論文指導講師・進路指導講師

関西圏の高等学校を中心に、小論文や志望理由書・自己推薦書の書き方を講演・指導。また、予備校講師として、東京大学、京都大学、大阪大学などの国公立大学や、 慶應義塾大学、早稲田大学といった名門私立大学に教え子を合格に導き、実績を上げている。さらに、キャリア教育の必要性を実感し、国家資格キャリアコンサルタントを取得。今では、自分史作成を軸にした「AO入試・推薦一般入試対策」「面接対策」をはじめ、進路アドバイスにも重きを置いている。