スケジュール管理やストレスの対処法は!?受験シーズン本番の1月はこう乗り切れ!!

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スケジュール管理やストレスの対処法は!?受験シーズン本番の1月はこう乗り切れ!!

いよいよ本格化してきた受験シーズン。センター試験や私立大学の入試本番も立て続けにやってくる1月は、スケジュール管理の良し悪しが受験生のメンタルを左右します。

ですが、ほとんどの人にとって受験は人生で数回しか経験しないもの。スケジュール管理といわれても具体的にどうすれば良いのか分からないという受験生も多いでしょう。そこで今回は受験シーズンを乗り切るためのスケジュール管理のポイントをご紹介していきます。

大学受験は3か月の長丁場!おおまかなスケジュールをまず確認

AO入試や推薦入試ではなくて一般入試で大学受験をする場合、受験は1月から3月の長丁場での戦いとなります。まず国公立大学と私立大学の一般入試のおおまかなスケジュールを確認しましょう。

大学受験は3か月の長丁場!おおまかなスケジュールをまず確認

※ライターが作成

国公立大学は前期試験・後期試験とそれぞれ1校ずつ(中期試験がある場合もある)しか受けられないので、自分が受験する大学の日程のみをしっかり押さえておけば良いでしょう。

難しいのが私立大学の入試スケジュールです。私立は大学によって入試スケジュールがバラバラなので、あらかじめそれぞれの大学のスケジュールを確認してから受験校を絞っていく必要があります。これからご紹介するポイントを押さえて無理のないスムーズなスケジュールを組み立てましょう。

合格可能性の高い大学を先に受験する

合格可能性の高い大学を先に受験する

最初の入試本番は緊張して実力が十分に発揮できない可能性がある

最初に第1志望校を受験すると、それ以降の入試本番へのモチベーションが上がりづらい(燃え尽き症候群)

安全校を先に受験することで入試本番の雰囲気に慣れることができる

特に避けてほしいのは、第1志望校を最初に受験することです。余程の事情や考えがない限りは、第1志望校の前に必ず他大学を受験するようにしましょう。理想的なスケジュールは第1志望校の前に他大学の入試結果が分かるような組み立て方です。合格・不合格どっちにしても他大学の結果が分からないままだとどうしても集中力が削がれるからです。しかし、受験日が早くても合格発表は遅いことはあり得ます。そういった場合は他大学の結果を気にせず第1志望校の入試に集中するよう腹をくくる必要があります。

連続し過ぎないように試験日を調整し、切り替えをうまく!!

連続し過ぎないように試験日を調整し、切り替えをうまく!!

入試本番は志望度や科目数に関わらずメンタルと体力を消耗するものです。試験日が連続するとどうしても後半の試験では疲れが出て集中しづらくなるので、試験日が連続しないように注意しましょう。最多でも3連続を基準にスケジュールを組み立てると良いです。また、入試会場が遠方となる場合、特に宿泊を伴う際には不測の事態に備えて十分な時間的余裕を持って臨めるようにしてください。

また、試験が終わった後の過ごし方も注意が必要です。試験が終わると誰しも気が抜けてしまうものでしょう。試験を終えた日は疲れているのでゆっくり休み、試験の出来や感想などについてはなるべく話さない・思い出さないようにして、次の日からはまたガリガリやるべきことをこなしていくことが重要です。日程的にタイトであるからこそ、切り替えをうまくしていくことが求められます。

出願締切日や試験日だけではなく入学手続き締切日も忘れない

出願締切日や試験日だけではなく入学手続き締切日も忘れない

大学受験のスケジュール管理で意外と見落としがちなのが「入学手続き締切日」です。入学手続は大学によって内容が異なり、他大学の合格発表を待ってからでも間に合う大学もあれば、先に入学金の払込だけでもしておかなければならない場合などもあります。

無事に滑り止めの大学にも合格し、後は第1志望校の受験だけ、という状況で入学手続きを失念してしまったら、メンタル的に一気に窮地に陥ってしまいます。合格した大学の入学手続き締切日及び必要な手続はしっかりと把握しておき、もし入学金の払込などが必要であれば忘れずに手続きするようにしましょう。

試験が続いて溜まってしまったストレスへの対処方法は「休息」をとること

試験が続いて溜まってしまったストレスへの対処方法は「休息」をとること

受験生のみなさんには、「休むときはしっかりと休む」ことを心がけていただきたいです。受験シーズンの受験生のメンタルは数か月もの間つねに緊張している状態にあります。不安を打ち消すように昼夜問わず机に向かってしまうとなおさらストレスが溜まりやすくなっています。試験本番で普段どおりの実力を出すためには、休むときはしっかりと休んで心身を健康な状態に保つことが大事です。

休息はストレス解消にも効果が期待できます。夜に十分な睡眠時間をとることはもちろんのこと、勉強で煮詰まってしまった時には15分程度の仮眠をとりましょう。頭と身体をリラックスさせる効果が期待できます。ただ、15分以上寝てしまうと眠気が抜けずに逆効果になってしまうとも言われているので寝すぎにも注意しましょう。

また、塾や学校に行って友達と会うことも有効です。受験期は孤独になりがちですが、同じように頑張っている友達を見ることで、辛いのは自分だけではないのだ、と前向きに思えるようになります。友達と悩みや不安について会話することもよいでしょう。いよいよやってきた受験シーズン本番、メリハリをつけて上手に乗り切りましょう!!

東大勉強計画研究サークル 代表/関口大海

監修:東大勉強計画研究サークル 代表/関口大海

東大勉強計画研究サークル、通称「東大BKK」のBKKとは「勉強,計画,研究」の頭文字を意味します。「自分では勉強計画を立てられない受験生の力になりたい」という気持ちのもと、受験生のみなさんが勉強計画を立てるご支援をしています。現役東大生の「受験期の勉強計画ノート」を集めてサイトで公開し、また書き込んでそのまま使えるオリジナルテンプレートを開発して広くみなさんに向けて公開しています。