公園での安全に遊ぶために5つのじゅんびとルールのチェックをしよう

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公園での安全に遊ぶために5つのじゅんびとルールのチェックをしよう

小学生教育 2019.06.18

ブランコやすべり台など、公園にはさまざまな遊具があります。友達みんなで集まって遊べる楽しい場所ですよね。でも、遊具の使い方を間違えたり、ルールを守らなかったりすると自分やお友達がケガをしてしまうキケンもあるのです。みんなで楽しく公園で遊べるように、遊具の使い方や守ってほしいルールを知っておきましょう。

天気・服そう・アイサツ!公園に行くときの5つのじゅんび

天気・服そう・アイサツ!公園に行くときの5つのじゅんび

公園で楽しく安全に遊ぶためには、じゅんびが大事です。早く公園に遊びに行きたい気持ちをおさえて、下の5つをチェックしましょう。

●天気はだいじょうぶかな?
お天気をチェックしましょう。雨がふりそうだったり、カミナリが鳴っていたりしませんか? あるいは気温が高くて暑すぎるときは、熱中症のキケンがあるだけでなく、遊具も太陽に照らされて熱くなっています。そんな日は公園ではなく、お友達の家など屋内で遊んだ方が安全です。

●具合は悪くないかな?
カゼをひいていたり頭がいたかったりしませんか? 具合が悪いときは、遊ぶよりも元気になる方が大事です。ちょっとだけガマンして家で休みましょう。

●ひっかかりの少ない、動きやすくい服そうかな?
服そうも、公園で楽しく安全に遊ぶためには考えなければなりません。たとえば首にまくマフラーや、ヒモやフードがついているパーカーは公園の遊具や木にひっかかってあぶないです。動きやすい服そうを心がけ、いらない荷物はなるべく持っていかないようにしましょう。

●脱げないようにクツをはけているかな?
クツがぬげやすくなっていると、つまずいて転びやすくなります。クツのテープをしっかりと止める、クツヒモをほどけないようにカタく結んであるかチェックしましょう。

●「行ってきます」のアイサツをしたかな?
家から出るときは「行ってきます」と家の人にアイサツをしましょう。アイサツのときに「だれと、どこで、何時まで遊ぶ」かを伝えてください。アイサツせずに出かけてしまうと、家の人に心配をかけてしまいます。

うときの注意点を遊具別見てみよう

うときの注意点を遊具別見てみよう

遊具は正しく使わないとキケンもいっぱいです。「ブランコ」「シーソー」「すべり台」「鉄ぼう・うんてい・ジャングルジム」「砂場」の遊び方をまとめました。使うときの注意点を覚えて安全に遊びましょう。

【ブランコの遊び方】
ブランコでは、バランスをくずすようなキケンな乗り方をしたり、ブランコからジャンプしたりしてはいけません。他の友達が乗っているときに近づくのもキケンです。人が乗っていなくても、動いているブランコには近づかないこと。動きがおとなしくなってから、すわって乗りましょう。

【シーソーの遊び方】
見かけ以上にいきおいよく動きます。乗っているときに手をはなしたり、立って乗ったりしないようにしましょう。他の友達が使っているときは、ぶつかってケガをしてしまわないように、近づきすぎないようにしてください。人が乗っていないときでも、シーソーの下にモグってはいけません。

【すべり台の遊び方】
すべりやすくなっているので、下から上るのはキケンです。おりるときも、立ったり歩いたりせずにすわった状態ですべりましょう。他の友達がすべりおりてくるときには、ぶつからないように、はなれましょう。

【鉄ぼう・うんてい・ジャングルジムの遊び方】
すべって落ちてしまったり、飛びおりたりしてケガをしやすい遊具です。無理に高いところまでのぼったり、他の友達が遊んでいるときにちょっかいを出したりするのはやめましょう。さらに、水にぬれるとすべりやすくなります。雨や雪がふったあとに遊ぶときは、かわいているかチェックしてから使いましょう。

【砂場での遊び方】
ガラスや金ぞくのかけらなど、キケンなものが砂に紛れているかもしれません。ですから、他の友達に砂をかけて遊ぶのはやめましょう。イヌやネコなどがトイレとかんちがいしてウンチをしてしまっていることもあります。砂のついた手で目をこするとケガをしますし、ご飯を食べると雑菌(ざっきん)もいっしょに食べてしまいます。砂場で遊んだあとは忘れずに手あらいをしましょう。

公園ごとのルールもチェックして守りながら遊びましょう

公園ごとのルールもチェックして守りながら遊びましょう

公園はみんなが集まって遊ぶ場所です。同じ小学生の友達もいたり、自分よりも小さい子どもが遊んでいたりもします。ですから、周りの人たちにめいわくをかけたり、ケガをさせたりしないよう気をつけましょう。

また、お友達と遊んでいると楽しくて「もっと高く」「もっと早く」といきおいがついてしまいがちです。でも自分で「こわい」と思ったら、あきらめる勇気もとても大事です。その気持ちが、自分をキケンから守ってくれます。

お話ししたじゅんびや遊具の遊び方以外にも、みなさんが遊んでいる公園ごとでのルールがあるでしょう。みんなで安全に楽しく遊べるように、ルールをチェックして守りながら公園を使いましょう。

監修:佐藤めぐみ

監修:佐藤めぐみ

ポジティブ育児研究所 代表 & 育児相談室「ポジカフェ」主宰 イギリス・レスター大学大学院修士号(MSc)取得。オランダ心理学会(NIP)認定心理士。現在は、ポジティブ育児研究所でのママ向けの検定事業、育児相談室でのカウンセリング、メディアや企業への執筆活動などを通じ、子育て心理学でママをサポートする活動をしている。著書に「子育て心理学のプロが教える輝くママの習慣」など。