定期テスト一週間前はどう勉強すべき?やる気を出すコツも紹介!

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定期テスト一週間前はどう勉強すべき?やる気を出すコツも紹介!

定期テストまで一週間。テスト週間で部活が休みになり、遊びまくるぞ……という人はさすがに少ないないでしょう。一週間という時間はみんな同じです。効率よく勉強するためのポイントや、やる気を出すコツをまとめて紹介します。一週間でぜひ実践してみてください。

テスト一週間前は出題範囲をふまえて勉強する

テスト一週間前は出題範囲をふまえて勉強する

テストで得点するために必要なのは、出題されるポイントを押さえて勉強することです。受験勉強と異なり、学校の定期テストは出題範囲が限られています。授業中に先生が強調したポイントをおさらいし、問題集の問題はひと通り演習をしておくのが望ましいです。

定期テストの一週間前から、テスト期間として部活動がなくなり、授業でもテスト勉強ができる学校が多いのではないでしょうか。一週間は休憩や移動などの生活に最低限必要な用事以外の時間はすべて勉強するつもりで、出題範囲をひとつひとつ復習していきましょう。きっと得点にできるはずです。続く見出しで具体的な勉強方法を解説していきます。

テスト科目は2種類に分けられる

テスト科目は2種類に分けられる

学校で学習する科目は、“暗記が重要な科目”と“理解が重要な科目”に大別できます。国語の文法や漢字・歴史・地理・現代社会・生物・保健体育・副教科などは暗記が重要です。事前に出題範囲の内容をおさらいし、テストで聞かれそうなポイントを押さえて頭に入れていくのが得点への近道でしょう。

国語の文章問題・数学・英語・物理・化学などは、公式や文法などの基本的な情報を暗記した上でそれらを応用的に使いこなせるまで理解する必要があります。そのため基本的な情報が暗記できていない人は、定期テストの一週間だけで今までのすべての遅れを取り返すのは難しいでしょう。応用問題は諦めて、基本問題だけは答えられるように時間を有効活用した方が良いかもしれません。定期テストが終わってから、時間をかけて勉強すればいいのです。

勉強法①:問題集で学習内容をアウトプットする

勉強法①:問題集で学習内容をアウトプットする

では具体的な勉強方法について解説していきましょう。まずは学校の問題集を最低3回は解いてください。定期テストでは、授業や宿題で扱った問題集からそのまま問題が使われるケースも多いです。“そのまま出たらそのまま書く”ぐらいの気持ちで、学習を繰り返して丸ごと覚えてしまいましょう。

また理解力は問題演習によるアウトプットで身につきます。定期テストで得点できない人は、教科書を読んだだけ・授業の解説を聞いただけで終わっていないでしょうか。手を動かさないと知識が定着せず、見てわかっていた問題も解けないことがあるのです。

とくに理解が重要と上で紹介した科目は1回で計算の流れや文法を理解するのは難しいです。同じ問題を2・3回と解くうちに理解力を深まり、出題形式が変えられても対応できるようになります。また得点につなげるためには、間違えた問題を繰り返し解いて、苦手な部分を無くすのも意識しましょう。

勉強法②:インプットを重視して暗記力を高める

勉強法②:インプットを重視して暗記力を高める

アプトプットの次はインプット(暗記)の注意点をまとめましょう。上で科目を2つに大別しましたが、どちらにも“暗記”という言葉を説明に使いました。理解が重要な科目であっても、基本的な情報を覚えていないと解けない場合があります。もしくは解けても時間がかかるでしょう。

情報が頭に入っていればいるほど、テスト時に迷いなく回答できます。定期テストで必要な情報は問題集に取り組むときにきっと出会えるはずです。時間がないと焦っている人こそ、問題集でアウトプットとインプットを効率よく行って対策をしていきましょう。

とくに社会などは、「勉強する範囲を絞る」のが有効な場合もあります。基本問題だけに絞っても、範囲が広いと1回も確認できずに終わりかねないからです。テスト範囲がワーク30ページ分なら、すべてを1回解くのではなく、その中の10ページだけを3回解いてください。準備が遅れて時間がない人は欲張らずに効率よく得点に結びつく勉強を目指しましょう。

また反対にテスト週間以前から勉強を始めている人は、余裕をもって一週間を過ごせるかもしれません。余裕のある人は、より高得点が取れるように難しい情報をインプットする工夫をしてみてください。私立中学やレベルの高い公立の場合は、入試から問題が引っ張ってこられる場合もあります。8割以上を狙いたいひとは、入試問題がまとまっている問題集を解くのがおすすめです。

さらに問題集を解くだけでなく、教科書を音読したりマーカーペンで情報を隠して覚えたりとインプットの方法を工夫して効率を上げましょう。トイレの壁や冷蔵庫のドアなど、よく目につく場所に暗記事項をまとめた紙を貼るのもいいかもしれません。時間をかけたり方法を変えたりする工夫が知識の定着につながるのです。

テスト一週間前の勉強時間は?

テスト一週間前の勉強時間は?

先述のとおり、テスト前の一週間は部活が休みになる学校も多いです。いつもは部活をしている時間を勉強に割り当てましょう。学校がある平日でも一日3~5時間はテスト勉強に充てられるのではないでしょうか。休日は5〜10時間を目標に勉強しましょう。

また睡眠時間を確保するのも忘れてはいけません。睡眠をとらないと体力が回復せず、集中力や作業効率が落ちて逆効果です。夜に7時間は寝るようにして、それでも寝足りないときは机に伏せて20分以内の昼寝を取り入れてみてください。夜の睡眠に悪影響がでないように、午後3時までに昼寝するのがポイントです。

テスト勉強のやる気を上げるコツ3選

テスト勉強のやる気を上げるコツ3選

なかには方法が分かっても勉強が手につかない人もいるでしょう。勉強するモチベーションを上げるコツを3つまとめてみました。ぜひ試してみてください。

テストの学習スケジュールを立ててみる

スケジュール作りはテスト勉強の一環です。出題範囲を全てカバーできるように、その日・この時間に何を勉強するかをあらかじめ決めて計画的に動きましょう。また「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる手法で、25分区切りで作業を中断して細かく休憩をはさむと集中力が持続しやすいといわれています。睡眠時間も忘れずに確保しましょう。

テスト前はスマホを控える

勉強の邪魔になるものは多くありますが、とくにスマホがあなたの集中を妨げてはいないでしょうか。スマホを触っているうちに時間が無くなっていくのはもちろん、通知で集中が途切れるのも問題です。勉強中は電源を落とすか通知が分からないようにして集中してください。休憩時間にだけ触るなどメリハリのある使い方を心がけましょう。

テスト前だけ学習環境を変えてみる

もしかすると家では集中できない人もいるかもしれません。スマホに加えて漫画やゲームなど勉強の妨げになるものが家には多く、さらに自分用の学習机がなく共有スペースで勉強している場合には仕方がないのかもしれません。そんな人は塾や図書館を利用してみましょう。周囲が集中している環境に身を置くと、周りの空気に乗せられてあなたも集中できるはずです。また家で集中できている人も、気分転換で自宅以外の場所を利用するのも良いでしょう。

出題範囲を一週間でカバーできるスケジュール作りから

出題範囲を一週間でカバーできるスケジュール作りから

テスト週間の一週間でできることは限られています。科目を2つに大別しましたが、科目の特徴に応じた勉強法で出るところを効率よく勉強するように心がけてください。とくに問題集を通してインプットとアウトプットを繰り返すのが一番の近道といって良いかもしれません。全ての範囲にしっかり取り組めるように、まずはスケジュール作りから始めていきましょう。

子育てアドバイザー/道山ケイ

監修:子育てアドバイザー/道山ケイ

親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000組の親子をサポートし、約7割の親子関係が良好に変化。元中学校教師で、学級崩壊の地獄と学年最下位クラスを9ヶ月でTOPに変えた天国を経験。この体験から思春期子育て法を確立。 HP:https://tyugaku.net/

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