四則演算とは?子どもに教えるときのポイントも紹介

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四則演算とは?子どもに教えるときのポイントも紹介

「四則演算をわかりやすく教える方法はある?」

このような悩みはありませんか?

自分で問題を解く分には問題なくても、子どもに教えるのは難しいと感じている親御さんは多いようです。それは基本中の基本である四則演算においても同じです。

この記事では、四則演算の解き方やわかりやすく教える方法を紹介しています。ぜひお子さんに教えるための参考にしてみてください。

<この記事で紹介していること>
・四則演算の計算方法
・四則演算の教え方

四則演算(四則計算)とは?

四則演算とは、小学校で習う足し算・引き算・掛け算・割り算をまとめた呼び方で、四則計算と呼ぶ場合もあります。足し算・引き算・掛け算・割り算は、以下のように呼ばれることも。

・足し算:加法
・引き算:減法
・掛け算:乗法
・割り算:除法

また、計算した結果は「和差積商」と呼ぶときもあります。

・足し算の答え:和
・引き算の答え:差
・掛け算の答え:積
・割り算の答え:商

つまり、「8+3=11」という問題があれば、足し算の答えである「11」が「和」という意味です。同様に「8-3=5」の引き算の問題なら、答えである「5」が「差」という意味になるのです。次章からは、四則演算のやり方について紹介します。

足し算のやり方

足し算は左から順番に計算します。ひとつ例を挙げましょう。

〇問題1
「7+3+4」を計算しなさい。

〇解説
まずは「7+3」を計算し「10」を導き出しましょう。その後に「10」と残りの「4」を足すことで、答えは「14」となります。計算式は以下のとおりです。

7+3+4
=10+4
=14

引き算のやり方

引き算も左から順番に計算する必要があります。引き算も例を挙げて解説します。

〇問題1
「12-3-2」を計算しなさい。

〇解説
まずは「12-3」を計算し「9」を求めましょう。「9」から「2」を引けば、答えは「7」になります。計算式は以下のとおりです。

12-3-2
=9-2
=7

掛け算のやり方

掛け算も今までと同じように左から計算します。

〇問題1
「3×2×5」を計算しなさい。

〇解説
まずは「3×2」を解き「6」を導き出しましょう。「6」と残りの「5」を掛け算すれば、答えは「30」となります。計算式は以下のとおりです。

3×2×5
=6×5
=30

割り算のやり方

割り算も同様に左から計算します。例題をひとつ使って解説します。

〇問題1
「30÷5÷2」を計算しなさい。

〇解説
「30÷5」を割り算し「6」を導き出しましょう。その後「6」と残りの「2」を割り算すれば、答えは「3」となります。計算式は以下のとおりです。

30÷5÷2
=6÷2
=3

四則演算が混ざった問題のやり方

四則演算が混ざった問題が出る場合もあります。足し算・引き算・掛け算・割り算がすべて混ざっている問題は、一見すると複雑に見えますが以下の順番を覚えておけば難しくありません。

1.まずは掛け算・割り算から計算する
2.次に足し算・引き算計算する

例題を使って解説します。

〇問題1
「2+4+6×2-12÷2」を計算しなさい。

〇解説
まずは、掛け算・割り算を見つけ、計算しましょう。この問題の掛け算は「6×2」、割り算は「12÷2」です。それぞれ計算すると「12」「6」となります。

次に足し算・引き算をしましょう。掛け算・割り算をしたことで計算式は「2+4+12-6」になります。左から計算すると「2+4=6」。さらに左から計算すると「6+12=18」となります。最後に「18」から「6」を引けば「12」という答えが導き出せるのです。

計算式は以下のとおりです。

2+4+6×2-12÷2
=2+4+12-6
=6+12-6
=18-6
=12

ひとつずつ計算すれば難しくはないため、落ち着いて問題を解くように教えましょう。

カッコがつく問題のやり方

問題にカッコが入っている場合も計算方法が異なります。カッコがつく問題は以下の順番を覚えておきましょう。

1.カッコの中を計算する
2.掛け算・割り算を計算する
3.足し算・引き算を計算する

例題を使って解説します。

〇問題1
「2×(2×6)-4÷(4-2)」を計算しなさい。

〇解説
まずはカッコで囲まれている「2×6」と「4-2」を計算し「12」と「2」を導き出しましょう。次に掛け算・割り算を計算します。今の計算式は「2×12-4÷2」のため「2×12」と「4÷2」を計算し「24」と「2」を求めましょう。最後に「24」から「2」を引くと「22」という答えが出てきます。

計算式は以下のとおりです。

2×(2×6)-4÷(4-2)
=2×12-4÷2
=24-2
=22

四則演算を子どもに教えるときのポイント

大人なら四則演算は難なく解ける方は多いでしょう。しかし、子どもに教えるとなると難しくなるものです。四則演算を子どもに理解してもらうときは、以下の点を意識するとよいでしょう。

・身の回りにある物を使う
・数のかたまりを見つける

ひとつずつ紹介します。

身の回りにある物を使う

最初から「2+4」などの計算式を使って教えるのも1つの方法ですが、子どもによっては難しく感じる場合があります。そのため、身近な物を使って言葉で教えましょう。例えば「タイキくんは右手に鉛筆を2本、左手に4本持っています。合わせると何個になりますか?」というように文章形式で教えた方が理解しやすい場合があるのです。

割り算の場合も「24個あるお菓子を4人で分けると、ひとり何個食べられますか?」というように文章で教えてあげるとよいでしょう。

数のかたまりを見つける

足し算・引き算は、5・10・15・20などのかたまりを見つけるように教えてあげると、解きやすくなります。例えば「8+3」という問題なら、5のかたまりを教えれば「5+3+3」に分解して計算しやすくなるのです。教える際は「8はあといくつで10になると思う?」とヒントを教えてあげるとよいでしょう。

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